2006.03.24 Friday

花のいろ、別れのいろ

桜舞う 去り行くの春の 涙かな

中学3年生の国語の授業の課題で、
ワタシメ、そんな短歌を、詠みました。


職場前にソメイヨシノとは違う種類の、早咲きの桜が植わっていて。
今、花満開。
お昼休みに、その下でお弁当を広げている方も、ちらほら。

いいお天気で。
少し寒いけれど、春だなぁ…と。
いつものコンビニへ、お弁当を買いに行く道すがら。
花咲く昼に、春を実感しました。

そんな、春色の今日。
夕方に、春といえば、の、人事異動の内示があり。
ワタシメの課長が。
異動されることが決まりました。

5年間、たくさんお世話になった課長なので。
ワタシメ、数え切れない、とんでもないご迷惑をおかけしてきたし。
その分だけ、いっぱい、いっぱい、感謝することがあり。
なのに、ワタシメ全然、いつもいつも、役立たずで…。
課長の胃の調子を悪くしてしまうような、失敗ばかり。

何とかして取り返さなきゃ、って、いっつも、思っていて。
少しでも信頼してもらえる、部下でいなければって、頑張ったつもり、でも。
進歩も無ければ、成果も上がらない、そんな申し訳ないままになってしまいました。

課長、いままで本当にたくさんたくさん、ごめんなさい。
いくら謝っても、許していただけないこと、たくさんしてしまいました。
でも、本当にありがとうございました。
課長の部下でいられたことに、心から、感謝いたします。


あの早咲きの桜が舞って。
ソメイヨシノが、この街に咲き誇る頃。

また、新しい、毎日が始まります。
たくさんの感謝と引き換えに。
受け取った、小さな責任感を、一緒に連れて。

帰り道に見た早咲きの桜は、華やかで鮮やかで。
まぶしすぎるその美しさは、夕闇の中。


少しだけ、さびしく見えました。
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