2007.01.26 Friday

「いちごパフェ」論

先に言います。
タイトルは、こうですが、今日の日記はチェロのお話です。
「美味しいパフェ屋さんを見つけました!!」っていうおはなしでは、ありませんので…(笑)。ごめんなさいです。
(前置きするのは、かなり長い日記になるのか予想されるので、です、それもごめんなさい。)

で、本題。

ワタシメ、結構お風呂の中で、妙なひらめきすることが多いです。
(みなさまも、そうですか?)
この前の岸和田での指揮者デビュー!のアイデア??も、お風呂でひらめきましたが。(笑)

今日の思いついた、ってか、考えたこと。
「アンサンブル=『いちごパフェ』!」
詳しく言うと、岸和田のアンサンブル教室のみんなの役割を例えるなら、一番わかりやすいのが「いちごパフェ」だなぁ…って。
宝塚のコープさんのアンサンブルは、また、ちょっと違う気がする…。
(あそこは人数が多いから、パフェ、って例えは無理な気がする…)

岸和田は、ヴァイオリンさん2人に、チェロ3人の編成+せんせい、みんなで6人。
名づけて「きしわだ あんさんぶる くいんてっと」。
(みんなに相談することもなく、勝手に命名してるワタシメです…。)

「いちごパフェ」にみんなを例えると。
1stヴァイオリンのとしちゃんが、いちご。
2ndヴァイオリンのyukさんが、いちごソース。
1stチェロのわたるくんが、アイスクリームで。
2ndチェロ弾いてるワタシメが、コーンフレーク。
一緒に2ndチェロ弾いたり、5パート分けの時は3rdチェロ担当されるkimunonさんが、パフェの器(グラス?)。
せんせいは、スプーン。

…って感じかなぁ……と。
以下、説明です。

1stヴァイオリンさんは、ほぼ常に旋律を担当されます。
いちごが一番上にのってないと、いちごパフェって判らないでしょ?
それと同じで。
うちのアンサンブルの、顔で。
うちのアンサンブルの道しるべ役が、彼女、としちゃん。
なんてったって、一番うまい。
彼女が、曲の色を決めて、一番上で、みんなを引っ張ってくれてる役を担ってます。
彼女が「みかん」になれば、うちのアンサンブルは「みかんパフェ」になってしまう、って感じです。
しかも、いちご単独でたべても、美味しいでしょ?
彼女は、完璧に何でも弾きこなしていらっしゃいますので。
彼女のヴァイオリン独奏でも、充分聴き応えのある演奏になります。
だから、いちごかな、なんです。

2ndヴァイオリンさんは、1stヴァイオリンさんを助けるパートを担当されることが多いです。
いちごだけだったら、ちょっとすっぱい!ってところを、いちごソースがかかってることで、パフェが甘くなる!
ってのと、同じです。
2ndヴァイオリンyukさんがいなかったら、甘みの足りないアンサンブルになります。
いちごソースがかかってないパフェは、見た目も味もさびしいパフェになっちゃう…、そんな感じと、同じなんです。
いちごソースも、それだけで食べても美味しい、ってところも、時々裏旋律弾いてる2ndヴァイオリンと同じです。時々、影で主役してます。
ちなみに、yukさんはアンサンブルレッスンがスタートして、3ヵ月後にレッスンに加わってくださったのですが。
yukさんが参加される前と後では全然、音の厚みも曲の感じも違ってるし、何よりアンサンブルする楽しさが5人になってからの方がすごく増えたと、ワタシメ自身感じてます。

1stチェロってのは、例えば前奏部分では旋律弾いてるのに、サビ?ではヴァイオリンの追っかけしてたり、と。
真ん中でずっしり支えてる役目してますので。
これが抜けたら、どうにも成り立たない!!って、パートです。
パフェの主要な部分である、アイスクリームと、同じかなぁ…と。
いちごとも、いちごソースとも、コーンフレークとも、器ともスプーンとも、みんなとうまく溶け合っていい味になる、パフェの調和役が、アイスクリーム。
アンサンブルでも、彼、わたるくんはヴァイオリンさんとちぇろーずの調和役パートを担当されてます。
そして、その存在感はいちご以上のものがある、ってところも、まさにパフェの大半を占めるアイスクリームと同じです。
彼のチェロは、ものすごい存在感がありますので…。
他のどんな人より、迫力あります。

2nd、3rdチェロは、大概「刻み」してます。
2ndが真ん中辺りの音で、3rdがずっしり低音で、刻んでる、って感じ。
たたたた、ぶんたたた、たたーた んたたた♪
って、感じです。
3rdになると、曲の終始、のばしたり刻んだりで、ひたすらみんなを支えてることがほぼ役目、であることが多いです。
ので、パフェ全体を支える、パフェグラスの役割をkimunonさんがしてます、と思います。
みんなが上で、がちゃがちゃやって、いろんな音や味や色を出してるのに。
終始穏やかな笑顔で、ずっしり座って支えてくださってる、まさにパフェの器と同じなんです。
みんなが走ろうが飛び出そうが、ちゃんと枠に収まるのは、一番低音の部分が正確に常に音を出してくださっているから、なんです。
器から想像できる言葉に、「安定」とか「安心」ってありますよね?
アンサンブル全体に、そんな「安」な感じを与えてくれてる、まさに器な感じってところでしょうねぇ。

で、ワタシメ、コーンフレーク。
「あってもなくても、同じ」
なのが、パフェのコーンフレーク。
あ、入ってたら、ラッキーってワタシメは思いますが…。
人によってはパフェのコーンフレークって「もさもさして、苦手」って方もいらっしゃいますよね?それと、同じです。
他の4人+せんせい、で、アンサンブルは充分成り立ってて。
ワタシメの音なくっても、問題なし!場合によっては、ない方が美味しくいただけます!みたいな、感じです。
パフェの中で唯一食べる時に音がするのが、コーンフレーク。
練習中も一人せんせいにぴーぴー言って、演奏の音以外、声がすごくやかましい!!!のも、唯一ワタシメ…。
でもでも、ワタシメがいなかったら、レッスンの雰囲気も静かになって、さびしくなるはず!と、勝手に思い込んでるワタシメです。
演奏中も、演奏以外のところでも、歯ごたえ役やってるつもりです(笑)。
簡単に言うとムードメーカ(あくまで自称)ってところでしょうか…。
チェロ弾きのくせに、演奏以外のところで、一番自己主張が激しい!ってところが、見た目きつね色で目立たないのに、食べるとやかましいコーンフレーク…なワタシメです。

最後にせんせいは、スプーン。
スプーンなかったら、パフェ、お客さんに食べていただけない、ですし。
そもそも、パフェを作る時に、スプーンなかったら、パフェ作れないでしょ?
パフェを形作るために使うものがスプーンで。
誰かに味わってもらうためにも、必要なのがスプーン。
せんせいは、アレンジをして、指導をして、指揮を振ってくださって、私たちをひとつのアンサンブルにしていきます。
せんせいがいなかったら、私たちは、それぞればらばらの存在で。
ひとつの「いちごパフェ」を形作ることは、決してできなかったし。
せんせいが、指揮を振ってくださらなかったら、私たちの音を誰かに聴いていただくことってのは、絶対にできない。
だから、最初に作り出すときに使い。
最後に、召し上がっていただく時にもつかう、スプーンの役目が、せんせいです。

…と、まぁ、こんな感じかなぁ…と。
お風呂で思っていたのでした。

なんでチョコレートパフェや、メロンパフェじゃないの?って?
だって、ヴァイオリンさんお二人とも、なんかいちごみたいな感じなんですもん。
色あざやかで、みずみずしくて、かわいらしい感じ。
だから、いちごです。
……ってか、アンサンブルを食べ物に例えるな!!って、ねぇ、笑。

こんなこと考えてるワタシメって………と、自分で自分に思いつつ。
いちごパフェ論、おしまいです♪

追記。せめて、味のある「コーンフロスト」にならねば、と思うワタシメです。
フレークは、味ないもんなぁ。フロストはお砂糖味しますもんね。
つまり、練習しなきゃ、チェロ。
…って結論は結局いつもここに落ち着くワタシメなのでした。
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