2007.04.22 Sunday

ぽろぽろ。

火曜日に、チェロのおけいこありまして。
そのお話。
(ひさびさのkiriko日記ですが、相変わらずチェロのお話です、笑。)

4月29日が、チェロの発表会で。
発表会前最後のレッスンってこともあり。
発表会当日pianoの伴奏をしてくださるdeco師匠にも、我が家へ来ていただき。
(チェロの)せんせい+deco師匠(本業ピアノのセンセイ)+ワタシメ。
の、三人という、なんとも緊張する状態で、レッスン受けました。
ワタシメにしてみりゃ、先生が二人居るんだもん、大変!です(笑)


1ヶ月ほど前、師匠と一緒にチェロのレッスン受けますって決まった時に。
師匠からこんなリクエストが。

「せんせいのチェロとあわせてみたい!」

……ってことで。
ワタシメが発表会でなんとなく弾くはず(←ここがミソです、笑)の。
メンデルスゾーンの無言歌op.109「遺作」を。
せんせい+師匠の演奏で、聴かせていただきました。

途中から、涙がにじみ出てきて。
口も鼻も瞳も、かすかに震えてました。
涙は見せないもん!!って、顔中に力いれたみたい。
でも、曲の終盤で、こらえることの限界点に到達して。
ワタシメの頬を涙がつたって、せんせいと師匠の音色のなかに、消えていきました。

切なさと優しさと幸せとこの上ないあたたかさが入り混じった、夢のような音に。
後からあふれそうでぽろぽろ落ちかけてる涙を、これ以上流さないもん!!って、こらえるのに精一杯だった、ワタシメです。

「せんせいみたいな音で弾きたいです」って言ったら。
師匠いわく「後10年は頑張って練習しなきゃ、今すぐには絶対無理とちゃう?」
せんせい、後追っていわく「そやなー、後10年は、な?」

…二人の尊敬する師に。
簡単明瞭且つ適切なひとことを頂戴した、ありがたいレッスンであるとともに。

あんなに素敵で贅沢な時間を独り占めできたことが、まだ夢のようなワタシメです。
音楽のちからが計り知れないことを再確認するとともに。
せんせいと師匠の存在そのものが。
やっぱり「せんせい」だし「師匠」なんだわ、って。
うまくいえないけど、お二人をなぜワタシメがこんなに尊敬できるのか、その理由を、ただただ理解できたワタシメなのでした。

とにも、かくにも。あたらめまして。
せんせいと師匠に心から、感謝、です。
「ありがとうございました。」

追記。今度はyukirinがヴィオラを持って我が家へ来るのかな〜♪
(今回yukirinお仕事のため欠席でしたが、本当は師匠と一緒に我が家へやってくる予定だったらしい…。)

ここんところワタシメチェロ漬けになるので、またしばらくkiriko日記はお休みです、汗。
yukirin日記にどうぞ、ご期待ください!!お楽しみに〜♪
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