2006.06.25 Sunday
ピアノの構造を、熟知しても、
「演奏は、できない。」日本の英語教育を、文部科学省の方(だったと思うんですが)が、そんな感じで例えておっしゃっていました。
ピアノを弾くためには、ピアノの演奏法を習わなければならない。
ピアノの構造や仕組み、歴史や理論だけをいくら教わっても、実際に演奏することはできない。
それと一緒で、文法一辺倒の英語教育では、英語を話すことができる人間を育てることはできない……と、続いた、と、思いますが。
あー、ワタシメらしくもなく、難しい話してたら。
それだけで、頭が妙に痛い気がしてきました、笑。
難しい前置きは、さておき。
(え?前置きだったのかよ?って、そうです、長い前置きです、笑)
昨日、本屋さんで、弦楽器の季刊誌なる物を発見しました。
ワタシメの町にある、本屋さんに。
まさか、そんな専門誌おいているとは…びっくり、です。
それほど、弦楽人口が増えている、ということでしょうか。
そもそも、弦楽器の季刊誌が出てる!ってことが。
弦楽器愛好者の増加を物語っているんでしょうけれど…。
とにかく、そんなわけで。
季刊誌、2種類(も、あるんですよ、びっくり。)と「のだめカンタービレ」15巻(ですよね?)を購入して帰宅。
本日、雑誌2冊、ぱらぱら〜と読んでました。
先に言います、白状してます。「ぱらぱら」です、「ぱらぱら」!!
(のだめ、は、熟読しましたけど…)
だって。そこんとこ、なんちゃってチェロ弾きですから、ワタシメ。
「カルザス?んにゃ、どなたダス?」…状態。すみません。
でも、ぱらぱら読みでも、学習したことたくさんありまして。
(あーやっと本題です、笑)
全部書くと長くなるので、特に印象深かったこと。
「弦楽器をこれから習う人へ」って感じの特集があったのですが。
「先生選びが全てと言っても、いいかもしれない」
…と、書いてあるんです。
レッスンを始めるにあたって、入会前の見学を断ったり。
楽器のメンテナンスの相談やら聞いてくれなかったり。
質問に的確に答えてくれない先生や教室は、絶対ダメ!…とのこと。
「そんな先生はダメって、…ったりまえのことやん!!」
…と、当然のように思ってしまいました、が。
ってのも。
ワタシメの「せんせい」。
ご自身のHPにも、見学大歓迎!って書いていらっしゃいますし。
楽器のメンテナンスはせんせいに、全ておまかせしっぱなし。
故障(T_T)って連絡したら文字通りすぐ家に飛んできてくださいます。
質問1つしたらいつもその何倍も、丁寧にお返事してくださいますし。
チェロのことでなくても、的確で親切なお話、聞かせてくだって、メールもフル活用してくださいます。
「リスペクトできない先生に着いても、身に付かない」
…とその記事、締めくくってありましたが。
ワタシメ、せんせいのこと、尊敬してます。
ほんと、「尊敬」そんな表現が、ぴったり来る、うん。
ワタシメとは正反対の「静かで温かい」人柄なせんせい。
なのにちょっぴりひょうきん?おちゃめ!!で、いつも笑顔。
でも。実はひそかに「オニ」だったりします、笑。
せんせいのひそかな「オニ」は、ワタシメの上達と継続の「もと」だと思いますが。
ワタシメのチェロの先生が「せんせい」でなかったら。
「続けることは力なり」がモットーのワタシメでも、社会人は忙しいから、を理由に、今ごろはチェロ、辞めていたかもなぁ。
教則本1冊終わった時点で、先生に着いて習うのはもう良いやって。
でも、先生が、せんせいだから。
その先の世界をもっと教えてください!って思うし。
そんな、ワタシメの向上心は、せんせいが勝手に引き出してくださっている気がします。(前にもこんな話しましたかねぇ…)
「アンサンブル教室に行くのも上達のコツ」って記事にもあるけれど。
ご自身の「アンサンブル教室」にも、せんせい、誘ってくださって。
せんせいのアンサンブル教室にも通いだしたおかげで。
今年に入ってからやたらとチェロ弾かないといけなくて、確かに上達しつつある気がする…。
うーん。偶然に偶然が重なったことで、せんせいに出会えましたが。
なんか、人生において大事な出会いが、少ししかないとしたら。
そのひとつはせんせいに出会えたこと、って思うなぁ。
チェロが今の生活になかったら、人生、多分変わっていると思うし…。
確か、その記事「バイオリンに一生つきあいたい!」ってタイトルでしたが。
ワタシメ、「チェロと一生つきあいます!」…絶対に。
あらら。話が長くなったです、すみません。
しかも、また、本題からそれてる!ですし。
今月はワタシメにとってのチェロ強化月間なので、お許しをば、笑。
とにかくっっ!今日の本題は、ですね。
こんなことしてる暇があったら、「楽器に触れよ!!」
…ってことだったんですよ。
火曜日、せんせい、いらっしゃいます。
「3月から、メンデルスゾーン、弾いてるんかぁ…あと少しで、完成、やねんけど、なぁ、…ま、次には、仕上げようや、な?期待してるし」
…って、せんせい、そうおっしゃって、前回、帰っていかれたことを、ワタシメ、忘れては、ないんですけど…。
えーん、ごめんなさい、雑誌を、ぱらぱら読みしているうちに、日曜日が終わってしまいました(T_T)。
英文法学んでも英会話ができない。
ピアノの構造習ってもピアノが弾けない、ってのと同じで。
雑誌読んでも、ブログ更新しても、おけいこバックを作っても。
楽器に触れなければ、練習しなければ、チェロは弾けるようにはならない!!…わけで……。
チェロの構造を知っても、上達法を知っても、チェロは演奏できません…。
| kiriko | チェロ練習帳♪〜kiriko〜 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) |