kirikoの天敵、モーツアルト。
(…中学生の時、モーツアルトのピアノソナタ集をしましょう、ってピアノの先生に言われて、わざわざ曲集買ったのに、2曲だけ弾いて即効で投げ出したことがあります。)
だって。
予想外の動きするし。
ちっともきれいじゃないし。
なのに、むずかしいし。
つまんない!!!
っていうのが、その理由。
モーツアルトより、ショパンの方が、きれいだもん。
(…って、高校生になる頃まで、ショパンのワルツ集をちょこちょこ練習してました。)
唯一、モーツアルトでワタシメが許せたのが、けっふぇる331だっけの、2楽章、だったですかね。
♪どーれどみーみしーどしーれーれー らーら しーし どーみれどーし♪
って、あの有名な曲。
(そういえばチェロでもこの曲、弾いた気がします、です、確か。)
この曲ピアノの原曲は6つの変奏曲なんですよね、確か。
でも、ピアノで弾いた時、ヴァリエーション3つ目くらいで投げ出して、最後まで弾けなかったですけどね、結局。
そこはワタシメにとってやっぱり天敵モーツアルトさんなので。
技術を要する早いパッセージが出てきた時点でお手上げだったのですが。
それでも、あの曲はきれい、って思いますね、今でも。
(最後まで弾けるように、ちゃんと練習しよう、という気分には、今でもならないですけどね、笑。)
モーツアルトは、基本的に、曲が、全然きれいではないもん…
難しいだけで、ちっともおもしろくない…
曲調は単純明快。
奏法は複雑怪奇。
と、言うのが、ワタシメの中学生(当時はピアノしか弾けなかったですが)の、なんちゃってな意見、だったわけでゴザイマス。
それを今もなんとなく引きずっているワタシメ、です。
ところが。
そんなワタシメにとっての天敵モーツアルトさん。
なんですが。
ひとつ、今、どうしても欲しい「モーツアルト」の、楽譜があります。
突然、思い立って。
あちこち、探しては、みたけれど。
これがまた、なかなかどうして、みつからない…です。
欲しい譜面は。
モーツアルトの「とある曲」の、チェロ譜です。
(だから、ワタシメにモーツアルトをピアノで弾けってのは一生無理と思います…だから、ピアノ曲の譜面ではありません。)
ちなみに。
せんせいが前に。
「モーツアルトはチェロの曲を書いたのかも知れないけれど、モーツアルトが書いたチェロのための曲は見つかっていないから、モーツアルトでチェロの曲って、ないんよー」
…っておっしゃってた気がしますので。
モーツアルトが書いた曲、ですが。
もともとは、歌です、歌の曲、歌にオルガンと弦楽器がひっついてる曲、だったと思います。
その曲を、チェロソロとピアノにアレンジした譜面。
を、探してます。
しかも。
欲しい譜面は。
#一個の譜面、と思います。
つまり、だから、そらしどれみふぁそ、の音階で書かれた譜面。
そ、から始まる音階ってことは、つぇーでーえーえふげー、だから…。
「げーどぅあ」
です。
(はい、いつまでたっても、これって何調?っていうのは、指折って、CDEFGAHC…って数えなきゃいけないワタシメなのでした。)
はい、だからG-durのチェロ&ピアノ譜、探してますが。
今、ワタシメがかろうじて、何とか探したのは。
ヴァイオリン版の譜面で、#ふたつで書かれた譜面。
#二つってことは。
れみふぁそらしどれ、の音階だから。
れ、から始まる音階は、つぇーでー…ってことで。
「でーどぅあー」
の、楽譜、なんです。
ヴァイオリンで演奏するんだったら、D-durでもきれいだと思うんだけど。
たぶん、この曲をチェロで弾くなら、G-durの方が、音が柔らかい感じがして多分きれいだと思うんですよねぇ…。
これってやっぱり、ないものねだり、なのかなぁ…。
うーん。
え?なんですか?
なんで急にモーツアルトなの?って?
いやぁ、急に、モーツアルトのこの曲名が。
暗号のように、今朝通勤途上で、頭の中に浮かんで。
時々、ワタシメ。
突然、意味不明の言葉が、頭の中に浮かんで。
「なんの名前だっけ?」って、しばし悩むことが、あるんですけど。
(過去の例から言うと、ラナンキュラスとかアンプロンムチュとか…)
今朝は、これ。
この曲のタイトルが、暗号のように。
あれれ?って、突然、ひらめくように、思ったんです。
「ほにゃ、ほにゃらら、ほにゃらら」
これって、なんだっけかなぁ…
しばし考えて。
あーっと、あぁ…!!そうそう、確かもーちゃん?!かも!!
って感じ。
(ちなみに、kiriko語でモーツアルトは「もーちゃん」、ついでにベートーヴェンは「ベーちゃん」、でもバッハは今の最大の天敵ゆえにか「バッハ」と呼び捨てなワタシメなのでした…)
え、でも、ワタシメがなんで、もーちゃんの曲のタイトルなんて、知ってるんだっけ?弾いた記憶もないのに?
と、帰宅して、あれこれ楽譜やら演奏会やらの資料やらを探して。
その、暗号、あるところで発見!!
そうやんっ!!あの時のあの曲!!
それが、もーちゃんのこのタイトルの曲やったんやん!!!
そういえば、めっちゃきれいな曲やった!!
(…モーツアルトなのに…。)
…って。
その暗号は、モーツアルトの名曲のタイトルであることは間違いない。
曲もちゃんと聴いたことがあって、めっちゃきれいな曲!!
って、そんなこんなで、ちゃんとわかったので。
わかったら、楽譜ちゃんと見たいやん。
楽譜ちゃんと見て…あ!そうだ!!
もし、楽譜があるなら…。
やっぱり、あれしかないよね!
…と、ある「企み」を思いつきまして…。
はい?なんですか?
「きりこさん、今、5月の発表会の曲練習してるんじゃないの?」って?
当然です。
ワタシメ今、「タイスの迷奏曲」の、練習街道を必死で迷走中です。
(「瞑想曲」なんて、書けません!!ってな、悲惨な状況…。)
ゆえに、今ワタシメがモーツアルトさんと付き合ってる暇はありません。
わき目も振らず、バッハも捨てる勢いで、迷走(迷奏?)してます。
なので。
当然のことながら、ワタシメ、自分が練習して弾けるようになりたいから、
もーちゃんの楽譜を探してます、と、言うのではないです。
そんなおりこうさんなことを思いついているなら。
「企み」とは言わないですよ、笑。
しかも。
「モーツアルトのあの曲弾きたい」
って、曲名も明言しますよ。
…でも、そもそも暗号化したところで、ここに書いた時点で、暗号のタイトル名、ちゃんとばれてて。
そのうち、その曲のチェロ譜が我が家にやってきて。
「これ、弾きたいんやろ?練習しといて、な?」
…と、なりそうな気がしますけど…。
なので、せめて一応、曲名は暗号のまま伏せておきたい心境なワタシメなのです、笑。
(モーツアルトの「暗号みたいなタイトルの曲」って言ったら誰でも、あ、あの曲ね、って、わかるのかもですけどね〜。)
え?きれいな曲なら、自分で弾いたらええやん?って?
だって。
いくらきれいな曲でも。
ワタシメが、その曲を弾くのは、絶対無理なんです、ってば。
ワタシメ自分では、弾きたくないんです、ってば。
あんな清らかな曲は腹黒なワタシメには弾けません、ってば。
だから、自分が弾くんじゃないんです、弾きたいからじゃないんです。
楽譜を探してる目的は。
「企みです」
もーちゃんを探したい理由は。
「企み」ゆえに、絶対に秘密なのです。
暗号なタイトルの曲なので。
一体何を企んでるのか。
それも全部。
暗号化しておくことにします。
…ちっとも、暗号化されてない、気がしますけどね、笑。