2007.02.14 Wednesday
春一番の描いた一瞬
春の嵐が、大粒の雨を降らせた雲を散らばせて。
帰宅途上、一瞬だけ西の空に現れた、雲と光の織り成す芸術作品、です。
印象派の画家が描いたような。
重く垂れ込めてるのに、決して後ろ向きじゃない、空。
再度振り返った時、既に夕日は地平線の向こうの世界を照らしていて。
あの茜色の世界が、まるで嘘だったように。
空は、ただ、夕闇を残して。
静かに、一日の終わりを告げていました。
| kiriko | kiriko雑記帳 | 23:31 | comments(2) | trackbacks(0) |