2010.12.06 Monday
とれたもの。
パンダの縄跳び用の新型の縄、では、ないですよ。
実はこれ。
今日まで、ワタシメの左鎖骨付近に埋まっていた物なんです。
用途は。
抗癌剤を投与するための物で。
「人工増設ポート」
と呼ばれている物みたいです。
白い丸いところが外部から抗癌剤を取り込むところでして、この中心に点滴針をさして(中心はシリコンになってます)抗癌剤をこの機械に送り込みます。
この白い機械は、下がタンクみたいになっていて、いったんここに抗癌剤をためて。
青いのがカテーテルでして、この管が心臓付近の静脈につながってまして、ここを通って、抗癌剤が、静脈に届いて、静脈を通じて抗癌剤が体中に届く。
ってな仕組みだった、とのことでした。
本日、手術にて、この機械を取りのぞきました。
(抗癌剤の投与が終わったので、異物を体内に置いていくのも、ということで、取り除く手術を受けました。)
で、術後、怖いもの見たさで、取りのぞいたものを見せて、って医者に言ったら。
きれいに洗浄、殺菌、消毒した上で、見せてくださって。
「持って帰っても良いですよ」
ってことだったので。
何でもほしい!なワタシメ。
有り難くいただいて来ました、笑。
意外と?普通の代物だったので、こんな物、普通みる機会もないかな?と、あえて画像をアップしてみました。
(さすがに、常識の範囲を逸脱する物なら画像は差し控えたのですが、まぁ、人様がみても大丈夫かな?と判断しました。)
しかしまぁ、こんな物が、半年以上、ワタシメの体内に入っていたのね…、と、なんか不思議な感じですよ……。
| kiriko | kiriko雑記帳 | 20:49 | comments(1) | - |