2012.10.28 Sunday

25番、再び。

と、言うわけで、きしわだの帰り、電車内です。
(途中まで、電車内で打ちましたが、途中からは結局自宅でアップしています、すみません)

ワタシメ。

ゴキブリさんも蜘蛛さんも、全く平気。
おばけ屋敷も全然怖くないし。

確かに。

高い所は、少し怖いです。
あと。
ヘビ、だけは、どうしても苦手です。
(小さな声で暴露ですが、ワタシメ、実は、巳年デス…。あぁ、歳がばれる、笑)

でも、本当に怖いものがあまりないんです、ワタシメ。
なので。
雷も。
実は、まるで、怖くない、です。
雷が、鳴っていても、光っていても。
「あぁ、雷だわね〜」って感じで。
怖がること、一切ない、です。

まぁ、つまりのところ。
ワタシメ、普通の女の子が怖がるもの、まるで怖くないんデス。
男前、と、言うか。
どっちかって言うと。
よく人様から「肝っ玉母ちゃん」って言われるので。
肝っ玉母ちゃん、な、雰囲気の人なんでしょうね、ワタシメって人は。
(…ワタシメ、母ちゃんではないデスが。笑)
つまり、だから、ワタシメ、可愛気ゼロ、なんだよなぁ、デス。

しかし。
今日は、その自負がちょっと、揺らいでしまいました。

本日。
岸和田駅に着いた時。
空がぴかぴかしていて。
うーん。岸和田は雷鳴っているのね、と思いながら。
とにかく、いつもどおり、せんせい家まで向かい。
おけいこ中は。
時々、遠雷が聞こえてましたが。
別に特段怖がることもなく。
あら、ワタシメ傘持ってこなかったけどなぁ、って、思いながら、チェロ弾いてたんです。
が。
いきなり、突然。
ドーンッ。
と、ちょっと近くで落ちた音がした、と同時に。
演奏中にも関わらず。
ワタシメ、めっちゃ、ビビッと、してしまい。
一瞬、チェロから右手、離して、固まってしまってました。
演奏やめるとは、言語同断なんですが…。
うーん。
ワタシメとしたことが…。
自宅に居て、近所の空港に雷が落ちた、って時は。
今日の岸和田の雷より、もっと大きな音がしているはずなんですが。
それでも、いつも平気なんですが……。

うぎゃっ、雷やん。

と、いつになく、おどろいて、ビビビビっ、と、反応していた自分にびっくりしてしましました。
本当に、不覚です、反省です。

そんな雷話はさておき。
(そんな雷が激しく轟いていても、結局、おけいこ終了時には、すっかり雨も止んでいて、傘いらずで帰宅できるところが「きしわだの日は絶対雨降らない」な、ワタシメのジンクスに輪をかけてなんと言うか、確信されるといいますか…とにかく、ワタシメがきしわだにおけいこに行く日は、絶対に雨降らないです。ほぼほぼ98%くらいの確率で、天気良いですし、今日みたいに嵐だったとしても、通学時間帯はちゃんと止むようにできております。)

本日。
とうとう、来年の発表会で弾く曲の練習が始まったのですが。
1.アンサンブルのみんな(6人)だけで弾く曲。

2.発表会に来ている生徒さん全員で弾く曲(大合奏曲)。
この二つ、を、発表会で弾くことになるので。
発表会までの期間、アンサンブルでも当然、この二つを練習することになるんですが。
毎回。
アンサンブルのみんなだけで弾く曲、は。
大概、ゴールデンウイークに発表会があるので。
その前の年の10月に曲が決まって、11月ごろから練習が始まり。
みんなで大合奏の曲は。
大抵、せんせいが、お正月休みにアレンジされるので。
年明けから、練習が始まる、ってことになってるはず、なのに。

本日。
前回、アンサンブルで発表会で弾く曲が。
コレルリの「クリスマスコンチェルト」に決まったので。
今日から、その曲の再練習が始まったのですが。
レッスン終了30分前くらいのタイミングで。
「コレルリは、これくらいにしておいて、」
と、せんせいがおっしゃるので。
あれ?今日、これで、レッスンおしまい?
と、ワタシメ、一瞬思ったのですが。
当然、そんなワタシメが、非常に、甘かった…

「発表会の、大合奏の曲、今日から練習します。」

あり??
年明け、から、では??

「だって、非常に難しいからな、早く練習しとかんと」

と、さらり、せんせい、一言。
で、いつものごとく、おもむろに、楽譜、配りだすせんせい…。

最近では、チェロのパート分けは。
じゃんけんとかくじ引きで、決めることも多いのですが。
さすがに、発表会の大合奏の曲は、そういう訳にはいかないらしく。
(参加する人数が多いので、バランスよく配置しなきゃ、いけない、という事情があるんだと思われます。)

せんせい、あらかじめ、ちゃんとパート分け、決められていた模様で。
さささ、と、みんなの譜面台に、譜面配布。
置かれた、譜面は。
せんせいの、予告どおり。

モーツアルトの、交響曲第25番、第1楽章、の譜面、で。
はい、この曲。
ワタシメ、病気する前まで参加していた、隣町のアンサンブル教室で、長い間(3年近くかなぁ…)練習していた曲なんです。

この譜面が、その曲の楽譜であることは、
最初の小節に並んだ音符を見た瞬間、すぐ、理解できたんです。

ってことは…

「前、弾いたのと、全く同じ?」

げっ、と、ワタシメが自分の頭の中で思ったのと、同時のタイミングで、せんせい、ワタシメに、そう尋ねられました。

楽譜見た瞬間、これが、あのモーちゃんの25番や、間違えない、と、確信が出来る、ってことは、つまり、ワタシメが弾いた事があるからで、弾いたことがあると思うってことは、つまり…

「はい、前弾いたのと、全く同じ、と思われます…」

と、正直に、ワタシメ、答えました。

「じゃ、他のパートと変えようか?」

と、せんせいの、想定外な、お返事がありましたが。
ワタシメ、瞬時に、頭フル回転。
前弾いたのと、全く同じ、ってことは。
つまり、ちょっと弾いたら、練習しなくても、思い出すはず!
しかも、前に弾いたのと同じってことは、これが、チェロの一番上のパートのはず、ってことは、発表会当日はうまい人がたくさんこのパートに来るはずだから、発表会当日は、ワタシメはうまい人の影に隠れた席に配置されるはず、ってことは、ちゃんと弾いても全く弾けなくても、ばれない、ってなるはず。
…ってことは。

「いや、いいです、このままで、大丈夫です、練習します!」

と、見た目、お利口なお返事を、即答!する、ワタシメ。

うんうん。
一回弾いた曲だもーん。
なんとか、なるはず〜。
と、楽天的に、あー、そうそう、こんな曲だったわ〜、と思い出しつつ、これなら、必死にならなくても大丈夫そう、と。
今日のところは、気楽に、弾いてた、ワタシメ。

しかし、ですね。
自宅に帰ってきて。

隣街のアンサンブルで弾いた時の楽譜、引っ張り出してきて。
比べると。

うむ、違うところが、あるではないか!!

です。
音が微妙に何個か違うところ、は、良いんです。
(3箇所くらい、音が違うところがありましたが、それは全く大勢に影響なし!!なんです)

問題は。

弓順!!!

です。

違うーっっ!!!

と、叫びたくなるところ、出るわ出るわ…
ぎゃー、ここ、スラーがない。
え、ここ、弓返してるし。

と、まぁ、あれこれ、弓順が違うので。
これは、根性入れて、今日もらった譜面どおり弾けるように、直さねば、ってことは、練習しないといけない…

練習しないと、いけない…

あれ?
練習しなくてもいいや、だから、このままで、いいよ、って言ったのに…
前に一度全く同じ譜面弾いているから。
なんの問題もないや、って思ったのに。

あれま。
結局。
練習しなきゃ、いけないんですね、です…。

てか、そもそも、ちゃんと日々練習しましょう、って話なんですが…

モーちゃん、やっぱり大嫌いや。

と、思った真夜中です。

(最初の16分音符の連続だけ、素早く指動かせたら、後は一切問題ないって思ったのになぁ…甘かったなぁ…。)
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