2008.08.05 Tuesday

雷、落ちる。

午後8時
真っ暗の、じめじめとした晩。
帰宅しようと、職場の自転車置き場で。
自転車の鍵を、「カシャン」、とした瞬間。
辺りが一瞬にして、ほんの瞬間だけ、変化しました。
お昼間の真夏の太陽が現れた、ってくらい。
きらっ、と明るくなった!
…と、思ったと、同時に。
「パリッ、どーぉぉぉぉぉんっ!!」
…と。
ものすごい、地響きがして。
心臓、止まるかと思いました。

雷、でした。
しかも、目の前の高いビルの避雷針に、どうも、落ちたみたいで。
光と音が同時で。
足元から頭の先まで、突き破られるみたいな。
そんな感じの、何て言ったらいいのかな、とにかく。
かなり間近で、しかも自分も外に居た時に、目の前に落ちたような感じだったので。

雷なんて〜こわくないも〜ん♪
って結構な根性のワタシメですが。
さすがに、まじで、すごい怖かったです。
建物の中に居たらいざ知らず。
雲の真下に、自分が居ましたので。
今から、この雷雲の下を、ワタシメ3.5キロも自転車こいで帰るのか…
これ、ほんまに、怖いですけど…。
と、思いながら。
全速力で、帰宅しました。

そうそう、帰宅途中に。
「魔女の宅急便」の、ワンシーンを思い出しました。
黒い雷雲の下を、ほうきで飛んでるキキの後ろで。
ジジが「手がビリビリするよ」って。
電気がバリバリって走ってる手を見てる、という場面。
なんか、ジジの気持ちが少し分かった気がしました。
手というより、髪の毛に、何か電気が走ってる気分、でした。
(ま、実際にそんなことはなかったんでしょうけれど…。)

20分後には、無事に。
雷が身の上に落ちることもなく。
雨に降られることもなく、帰宅いたしましたが…。

大雨、雷。
この夏は、自然の力が、あちらこちらで、大爆発してるようです。
注意一瞬、けが一生です。

気をつけなければ、です、本当に。

 

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