2009.05.18 Monday
やはり、そうきたか…。
久々の、チェロのおけいこ日記です。だって、今日久々(でもないなぁ。)チェロのおけいこ@kiriko宅、つまり個人レッスンだった、ので。
はい、おけいこ日記。
(個人レッスンのおけいこ日記を書くのは、確かに久々かも…。)
何気に、発表会がこの前(5月3日)に終わって。
初めての個人レッスンでした。
年が明けてから、発表会までは。
レッスンでも、発表会の曲しか弾いてなかったので。
発表会が終わった=通常の練習に戻ります=教則本やらも弾かなきゃ。
…でも、レッスンの時でさえ教則本やら弾いてないから。
これは、練習しなきゃ、弾けるわけがない。
の、ですが。
deco師匠の発表会が終わるまでは、完全に真面目にピアノ弾いてて。
チェロどころじゃなくて。
毎日、とにかく。
チェロ弾かなきゃ、弾かなきゃって、すごい思ってるのに。
思えば思うほど、遠のいていく状態で。
だから、弾かなきゃまずいから、って、わかればわかるほど。
あきらめが肝心、に、なりつつで。
(宿題しようと思ってたときに、親に「宿題しなさい」って言われたら急にやる気がなくなって、宿題しないまま、の、子供と似た心境かも。)
気が付きゃ。
発表会以降、一回も自宅で楽器出してない、という、恐ろしい状態でした。
(うちの母も「最近ピアノは弾いてるみたいだけど、チェロの音、全く聴かなくなったけれど、それで大丈夫なん?」と言っておりました…。)
で、今日。
せんせいがいらっしゃる1時間前に。
あれこれ宿題、引っ張ってきて、とりあえず、弾いてみるも。
完全な記憶喪失。
冗談抜きで、何も、何一つ、全く弾けませんけど、状態で。
一体今日何を弾くのワタシメ…。
これはレッスン10分で終わっちゃうかも。
うーん。
これは、ワタシメのお話を聞いていたいただく日にしよう♪
…って位。
なーんにも、弾けないし。
こりゃ、無理だ、状態でした。
せんせいがいらっしゃって、レッスンが始まっても。
当たり前のことですが。
一切どれもこれも、曲になってないし。
それ以前に音さえ、ちゃんと出てない、超悲惨な状況でして。
譜読みもしてないから。
いつも宿題盛りだくさんで、1時間のレッスンでは時間足りないくらいなのに、今日は弾ける曲がそもそも無いから。
これで、今日のところはおしまいにしてください、と、ワタシメ自己申告状態でして…。
(それでも、とりあえず、いくつか弾いて、弾けない状態なのに、色々とご指導くださるせんせいに、とにかく感謝でしたが…。)
冗談抜きで、ワタシメ。
来月は破門かもなぁ…と、思ってるところに。
せんせい。
「んー。じゃ、これ、新しい宿題、おいとくわ、な。」
と、あっさり。
譜面台の上に、譜面、置かれました。
は?新しい宿題??
こーんなに、今の宿題も弾けないのに。
新しい宿題、ですと??
「そ。だって。発表会終わったら、難しい曲弾きたいって言ってたやん」
うぐぐ。
言いましたけど…。
でも、ワタシメ、日々帰宅が23時なんで、練習できない…。
(ちなみに、忙しいからっていう言い訳をしてたらいつまでたってもうまくならないし、難しい曲が宿題なら、どんなに忙しくても練習しようって気になるんですけど…って言ったのは、誰だっけ?なんすけどね…。)
「うん、でも練習したら半年くらいで終わるよ、ハイドンよりも、短い曲やし、な」
ハイドンより短い、って。
そういう問題じゃなくって。
で、これ、なんの曲ですのん?
と、譜面の上、例によって横文字を、解読する、までも、無く。
「ってかせんせい、これ、間違えなく『サン=サーンスのチェロコン』ですやんっ!!!」
この横文字、見た瞬間、何の曲かわかります、ってば。
ぎょぉぉぉぉぉぉぉぉ。
やりたくない。って半年くらい前にごねた曲ですやん、サン=サーンス。
半年くらい前に。
だってこの曲「あーもーる」(kiriko語なので、通訳すると通常語ではa-moll、です。)だもん。
短調嫌いもん。
だから、嫌や。
って言ったら。
「嫌がる人には、弾かせません」
って、その時、言わはった、ですよ、せんせい。
と、いう、ワタシメの、反論空しく。
「だって、ハイドンと、サン=サーンスと、ボッケリーニのチェロコンチェルトはセットやもん。」
はあ、確かにですね。
ハイドンのチェロコン終わったらサン=サーンス、って、そういう流れは聞いてたけど。
またコンチェルトですか…。
しかも短調って、また陰気くさいし。
嫌いもん。
絶対、途中で嫌や弾かれへん(T_T)って文句一杯言いますよ。
(ってかブログにもう嫌ぁぁぁぁぁ!!って書き倒すと思いますよ。)
「うん、でも、陰気くさいというか、激しい曲やし、な」
激しい、って。
日ごろの鬱憤を全部ちぇろこさんにぶちまけることになりますよ…
またゆみりんさん、毛がぶち切れまくりますよ…
「ってことで、ちょっとずつ、譜読みしといてな♪」
ってなことで。
こんなにチェロの練習、してないのに。
サン=サーンスの「チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33」
が、宿題になったのでございます。
(ほぼ、自業自得ですけど…。)
余談ですが。
「なんか遠い目標がないと、そこにたどり着くまでがんばらなきゃ、って気にならないんですよね…」
ってワタシメが言ったら。
「うーん、そしたら、バッハの無伴奏6番まで全部弾ききるのを目標にしたら?ちょっと6番まで弾き終わるのは時間かかると思うよ。」
と、せんせい。
あのー。
サン=サーンスのコンチェルト弾くのは嫌って言ったのと同じくらいの頃(だから半年くらい前だったと思います)に。
「バッハも基本的には嫌いなので、5番になったらしかも短調だし、もう4番まで弾けたら満足なので、その先は弾きたくないです。」
って言ったら。
せんせい。
「ま、バッハはな、4番まで弾いてくれたら、その先は、もうええわ」
「え?!ほんとに?そんなこと言っておいて、絶対4番終わったら、次は5番な、ってせんせい、おっしゃるんでしょ?」
って聞いたら。
「ううん、5番は弾かんでも、ええよ」
っておっしゃってたのに。
「バッハ全部弾くの、ちょっと遠い目標に持ってたらええんちゃう?」
って、せんせい…。
結局バッハも全部弾くですか…。
サン=サーンスといい、バッハといい。
結局「嫌やぁぁぁぁ」、は、通用しないようになってますやん…。
って、全てはワタシメ自身のためなんですけどねぇ。
チェロ弾いてるのに。
バッハの無伴奏、途中で投げ出しました、ってのは。
やっぱり、なんか、よくない気がする。
バッハちゃんと最後まで弾いてないくせに。
「私チェロ弾けます」
なんて、絶対言ったらいけない気がするし。
バッハ終わらないうちは。
「私チェロ習ってるんです、でも全然弾けないです」
って感じだと思うんです。
バッハ全部弾けないうちは、にせもののチェロ弾きって感じかな。
だから、ワタシメは、バッハ嫌いだけど。
逃げるのは、自分の本意ではない気がします、し。
オケまで行ってるのに。
団員さんのおっしゃる話についていけないってのは、よくないですし。
なので、いろんな曲をレッスンで練習して、弾けるようにならないと。
オケの団員さんのお話がいつまでも、ちんぷんかんぷんになっちゃう。
オケに来てるんだから、この位の曲は練習してるやろう、って団員さん、みんな思ってくださってて、お話されるのに。
「えへ、その曲はまだ練習してないんです♪」
っていつまでも言ってられない、ですし。
ってことは。
それなりに、チェロ弾きなら誰でも弾くことがあるだろう難曲にも、ちゃんと向き合っていかなきゃ。
最終的に、チェロ弾きの自分に自分が情けないって思うし。
チェロ弾きとして、恥をかいてしまうのも、自分だから。
確かに、本業も、あれこれと忙しいですが。
それって、チェロを弾くことには、全く関係ないことですし。
お仕事が忙しいって言うのは、一番ずるい、練習不足の言い訳だと思うから、それって、やっぱりすごい逃げだもん。
逃げるの、嫌だし。
大好きな、チェロなので。
ちょっとでも、先にすすめるように。
頑張らんと、ね。
来月は、ワタシメにとって、チェロ記念日がある月なので。
(はい、ワタシメがチェロを始めて触ったのが8年前の6月17日なのでゴザイマス。)
うわぁっ!!!
6月で、チェロ弾き始めて、丸8年になるんだ…。
いい加減、ワタシメも「ちょっとはまし」に、なれるようにならなきゃ。
練習あるのみ!!
とりあえず、宿題ちゃんと弾けるようにならなきゃ!!
バッハも、サン=サーンスも。
そのうちに。
絶対ちゃんと弾いてやる!!です。
| kiriko | チェロ練習帳♪〜kiriko〜 | 23:00 | comments(0) | - |