2007.02.24 Saturday

師匠のレッスン、かにしゃぶ付き


ワタシメの友人、と言うか、大事な姉貴分で。
時々、ワタシメの今のピアノのセンセイ、deco師匠。

その師匠の発表会で、師匠の教室の生徒さん「みよちゃんさん」と、ピアノ連弾します。
って話は以前から何度か書いてます、が。

今日、みよちゃんさんと、初めて音あわせしました。
「のだめ」にも登場して、ちょっと有名?!になった。
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ「春」。

春の光がいっぱいあふれて、とても心地いい曲。
ワタシメ、伴奏パート担当。
流れるように、歌うように、やさしく明るくでも、穏やかに…。

って、弾いてたつもりなのに……。

「きりちゃんっ!!!もっときれいに、いつもみたいに、ちゃんと歌って弾いてくれるっ?!伴奏だからといって、子供のピアノみたいにタカタカって弾かないで!」

うにゃ、歌ってます、この曲、好きだもん。
とってもやさしく、やわらかく弾いてるのに…。
えーん。これ以上歌うように弾けないです(泣)

「次までに、練習しておいてよ!」
はうぅぅ。わかりましたです…。

と、ピアノのおけいこは、ここまで。
みよちゃんが帰った後、休む間もなく
「じゃ、次、チェロねっ!」
…と始まる、チェロのおけいこ。

師匠の発表会、4月15日。
(チェロの)せんせいの発表会、4月29日。
せんせいの発表会では、チェロをソロで弾きます。
ピアノ伴奏は、言うまでもなく、もちろんdeco師匠がしてくださいます。

で、こちらも、初めてピアノと音あわせ。
一回通したあと。
「師匠っ!始めは早いし、真ん中は遅いし、弾きにくいですっ!」
と、一丁前に、指示だしするワタシメに、師匠。
「この曲はアンダンテカンタービレって書いてないでしょっ、アンダンテのあとに“con moto”って書いてあるし、これははっきり弾けってことよ、きりちゃんがはっきり音出して弾くべきっ!」
「だって、この曲は無言歌、ですよっ、メンデルスゾーンが、人生の終わりに、チェロのために静かに書いた曲です。ガチャガチャ弾いたら、変ですっ、これこそ、歌うように弾いてくださいっ!!」
「ちゃうっ!この曲は、もっと明るくて、無邪気な曲だと、私は思うけど?」
「明るく無邪気にではおかしいですっ!!これは、歌うように、優しく、やわらかく紡いでいく曲です、静かな陽だまりの午後のイメージですっ」
……と、議論しつつ練習すること、2時間。
「曲の解釈は、メンデルスーゾーンに聞かな、わからんから、とにかく、きりちゃんに、合わせるけど、あんまり、楽譜から逸脱することはしたらあかんよっ!」
と、なんとなく結論、落ち着いたのでした…。
あとで「師匠にあれこれ言う前にワタシメまず、楽譜どおり弾けるようにならなきゃ……」と、反省しつつ。

練習したら、おなかが減っちゃう!!ってことで。
ちゃーんと、晩御飯まで、ご馳走になって帰ってくる、弟子のワタシメです。(…どんな弟子やねん……。)
今日の晩御飯は、師匠特製のかにすき♪(写真は、そのかにすき、です。)
あいも変わらず、最後の雑炊も、雑炊のおまけの師匠お手製の佃煮まで、激うま〜(^_^)でした♪
本当に、おいしすぎ…。師匠、ご馳走様でした〜♪

今日は姉貴業、友達業、料亭の板さん業?!に、センセイ業やら伴奏者業まで、色々全部していただいて、本当に恐縮でした…。

 

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