2009.01.01 Thursday

2009年のはじまりは…

新年、あけましておめでとうございますm(_ _)m
相変わらずの「今、何より楽しいのはやっぱりチェロ!」のワタシメと。
相変わらず多忙で「気が向いた時に日記はアップするし〜」のyukirin。
今年もそんなふたりが「kiriko時々yukirin」で日記書いていきますので。
みなさま、おつきあいよろしくお願いいたします。

さてさて。
年が明けた瞬間のタイミングではなくて。
1月1日終わりかけのタイミングで書いておりますので。
今日一日を振り替える、本日のkiriko日記でゴザイマス。

朝8時にたたき起こされて。
あ、そうそう。
yuki*kiriの1月1日といえば。
毎年、deco師匠と師匠の友人みやちゃんさんと。
みんなで、初日の出を拝みに行くのがお決まりパターンなのですが。
今年は、師匠が去年末から40度の熱を出していらっしゃって。
まだ下がらないとのことで。
当然のことながら、初日の出を観にいくのは却下したのでした。
(師匠、早く元気になってくださいm(_ _)m)

で、9時からおせち料理を食べて。
お雑煮もたべて。
10時に、年賀状を確認して。
あ、そうそう。
今年もたくさんのおはがき、ありがとうございます。
それから、例によってワタシメの年賀状は絶対に1月1日には届いてない思いますので、あしからずご了承ください…。
だって投函のつい3日前だもーん。
…って自慢になるかい!!ですね(^_^;、すみません。

11時に、初詣にお出かけ。
今年はごんちゃん(kiriko父)も、一緒に行くというので。
あ、そうそう。
10年程前までは、家族三人で必ず1月1日に初詣に出かけていたのに。
ある年から、ごんちゃんが。
「駅伝見たいから、行かへん。寒いし」
と、とんでもなく不精なことを言い出して。
仕方ないので、ここのところ、ははと二人でお参りに行ってたんですが。
今年はどういう風の吹き回しか、ごんちゃん。
「おとーさんも、行くわ」
って言うので。
家族3人で、お参りに行きました。
これも毎年恒例になってる、京都の八坂さんへ。
本当はその足で、平安神宮にもお参りするんですが。
今日は、途中で雨が降ってきて、ははも足が痛いというので。
今年は八坂さんにだけお参りして、帰宅。

17時前に帰宅したんですが。
帰宅後。
リビングの、ほかほかカーペットが故障してることが発覚して。
「カーペット使えなかったら困る!!」
と、はは、大騒ぎになり。
仕方なく何故かワタシメとごんちゃんとで。
大急ぎで家から車で5分程(5分もかからないかな?)の所にある、橋の向こうの家電量販店まで行って、適当なカーペットを購入。

そのあと、晩御飯食べて。
ボケーっとしてました。

…って、そういう、ごくごく、ありきたりの、元旦だったんです。

今年いちばん最初に、ワタシメがいただいた。
「プレゼント」の話を、除けば…ね。 そのプレゼントが届いたのは。
本日午前2時のお話。

送り主の贈り主、は、せんせいでした。

年が明けてしばらくして。
あ、そうだ、せんせいに。
「明けましておめでとうございますメール」を送らなきゃ…。
って、せんせいに送ったメール、そのお返事にひっついて。
「『迷奏』するプレゼント」が、やってきたんです。

せんせい曰く。
除夜の鐘を聞いていたら、綺麗な曲を思いついた、とのことで。
「新年のプレゼントです」

って。
……メールに楽譜がついてきた!!!…んです。

楽譜見て。
30秒後に。
頭の中に音符が「迷走」し始めました。
ってか。
音だけに「迷奏」やわ…って。

ありえへんしこの曲っ!

って。

確か、ワタシメ、この曲の音源、持ってるよね、って思い出して。
急いで聴きましたよ。
音、聴いたとたん。
もっと、音符が走り回って。

わけわからんしこの曲っ!

って。

夜中に一人で
「がびーん」
って、思っておりました。

でも。
これっておそらく、間違えなく。
3月の発表会で。
「ワタシメがソロで弾く曲」として。
せんせいが選曲された曲なんだよなぁ…。

ワタシメの好きな、ニ長調だし。
旋律は優雅で甘い感じの、でも、優しくてやわらかい音色が似合う、綺麗な響きが必要な、ゆったりとした曲で。
…技術のあるオコサマがお手本どおりに弾いただけでは。
上手やな、で終わるだけの、曲で。
そもそも、この曲の後ろにある物語を、ちゃんと理解するのは、子供じゃ無理だろうし…。
曲想をつけて弾き込むのは、小学生には難しいだろうなぁ、って曲。
(…根がオコサマのワタシメにも難しいかもですけど。)
しかも、ゆっくり弾いて5分位の曲で、長さも適当な長さ、で。
さらに、ヘ音記号から、ハ音記号を通って、ト音記号まで出てくるし。
3連符だの5連符だの、やりたい放題にあいまいな長さの音が出てきて。
一筋縄では譜読できない代物、に、なっております。

…うぐぐぐぐ。

有無を言わさず。
ワタシメがせんせいに提示した「弾きたい曲の条件」を、クリアしてるやん…状態。

でもっ!!
この曲は、ひとつだけ。
条件から外れてることが、ありました。
ワタシメ、チェロの曲が弾きたいって言ったのに。
これって、明らかに。
「ヴァイオリンの曲」
ですやん!!!!!

そこは条件から外れてますよー、って。
せんせいに、お返事したんですけど。

お昼間。
ワタシメが携帯を自宅に忘れて、初詣に行ってる間に。
「チェロで弾くと、こんな感じですよ」
って音源を。
せんせい、プレゼントのおまけで、送信してくださってて。

「これは、最近ではチェロの名曲になってますよ」

ってな、せんせいのコメントつき。
いやいや、あの曲はヴァイオリンの名曲ですよ。
あの曲は、ありえないくらい高い音が、響き渡る所が、きれいなんやで。
チェロであの音域は無理ですし。
だから、音を下げて弾くんでしょうけど。
チェロで弾いたら、音色が重くて響かないし、やっぱり変だと思うけど…。
と、思いつつ、音源再生。

…うぐぐぐぐ。
確かに、チェロの演奏で聴いたほうが。
音色が落ち着いていて、心地いい。
高音も、とげが取れた感じがして。
ヴァイオリンで弾いたのと比べたら、音がまぁるい感じ。
悪い言い方だけど。
ヒステリックさがなくなって、本当に情感あふれる曲に聴こえる…。
なんで世の中の人は、この曲のこと「ヴァイオリンの名曲」って勝手に決め付けたの?
って疑問に思うくらい。
チェロで弾いたほうが、めっちゃ綺麗やん。
って。

……せんせいのコメントに、かなり納得。してしまって。

ぎゃー!!
またせんせいの術にはまっちゃう!!
納得なんかしたらだめ、この曲をワタシメが弾くことになるし。
この曲を弾くって納得して練習したら、だから、発表会でソロ弾くことになるから。
それは嫌やぁぁぁ(T_T)

って、だから、ですね。
「発表会でソロは弾きません」
ってワタシメにはそんな選択肢は、結局のところありえないわけで。
(それは去年の年末に散々自覚したんですけど…。)
せんせいが。
ワタシメが納得できそうな曲って、考えてくださったんだから。
おとなしく、受け入れなきゃ仕方ないんだよなぁ…。

……でも。
みんなが知らないような曲を弾きたかったのに。
この曲。
だから「ヴァイオリンの名曲」として超有名なので。
チェロ弾きはもちろん。
おそらくヴァイオリンの教則本に載ってたりとかして、ヴァイオリン弾きさんにも、ちゃんと知られてて。
それどころか、とにかく普通に、あちこちで使われてる有名な曲なので。
楽器弾いたことないひとでも。
クラシック音楽聴かない人でも。
絶対に「知ってる!!」っておっしゃられるような、曲で。

それってさぁ。
ワタシメが下手に弾いたら。
ワタシメがチェロ下手なの、余計にわかるやん…。
(それが嫌だから、ソロ弾きたくないのに…)
バッハ弾きたくない最大の理由も。
小学生よりうまく弾けない自分が嫌だし。
みんなが綺麗に簡単に弾きこなす曲なのに。
下手にしか弾けない自分が嫌だから。
それが、聴いてる人にばれるのが、嫌だと思ったし。
とやかく批判されるのも御免だわ、って思ったから。

だから、チェロ弾きでさえも知らないような曲を弾きたい、と。
思ったのですが…。

世間一般の人みんな知ってる曲=下手に弾いたらすぐばれる。

そもそも、へたくそなことを、あえて世間に露呈したくないから。
だから、ソロ弾くのは絶対に嫌、と申し上げてる、わけで。
でも、この曲を弾いたら、へたくそなのが顕著に現れてしまうわけで…。
そういう意味では。
「この曲も絶対嫌です」
…って、すっごく、ごねたい心境だったんですが。

これ以上ごねたら破門やわ…。

と、思って。
そもそも。せんせいにしてみたら。
「きりこさんが好きそうな、きれいな曲探しましたよ」
って思われてるだろうし。
(…確かに「有名な曲」ってことを除けば、ワタシメ的も完璧な選曲でしたけど…)
そもそも。
「下手なのがばれるのが嫌だって思うなら、うまく弾けるように練習したらいいやん」
って、ことなんだろうし…。
そもそも。
「練習したら、うまく弾けるようになるから、この曲選びました」
と、おっしゃるせんせいの顔が目に浮かぶし…。

つまりは、練習して。
人様に「へたくそ」と、思われないような演奏をしたらいい訳で。
実力のなさを痛感しないでいいように、日々努力したらいい訳で。

だから。
「練習あるのみです」
(せんせいの常套句です)
って結論にしか、行き着かないわけで…。

あれこれ。
がーんがーんがーん。
と、思ってる間に、譜読みしましょう。
って。
夜になってから、必死で譜読みを始めたワタシメだったのでした。
だから実は晩は、1月1日早々、チェロ弾いてたんですよ。

え?なんですか。
そんなに言う「ヴァイオリンの名曲」として有名な、そのきれいな曲って一体何?って?

それは、絶対に秘密です。
ヒントは何度も、でかでかと書いてますよ…。

 

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