2010.09.19 Sunday
眠って、戦う。
今年の3月に。病気をわずらってる身であること、言いました、ワタシメ。
入院して、お腹開くって話もしてます。
が。
あえて、病名、隠しておりました。
はい。
あえて、黙ってたんですけど。
ワタシメ、実は。
「大腸がん」
を、患っております。
知らんかった…な、方には、びっくりされてしまうかもですが…。
お腹切ったのも。
盲腸、じゃなくって。
実は、がんを、取り除くため、だったんです。
はい。
年明け明けてから、今まで。
実は。
「がん患者」。
やっております。
ワタシメのがんは「直腸がん」といって。
肛門にかなり近いところに、がんのポリープが見つかりまして。
しかも、見つかった時、既に遅しで。
内視鏡で取り除けるような小さなものではなくて。
4センチに膨れ上がってしまった後だったんです。
そんなこんなで。
見つかった⇒即手術が必要。
って、状況でした。
肛門に程近いところを、大幅に切除する手術だったので。
色々難しい手術だったようです。
(朝10時半に始まった手術が終わったのは晩の8時半ごろでした。)
主治医の先生のご尽力のおかげで。
無事に手術は終わりましたが。
手術後。
ポリープのあった付近のリンパ節(手術の際、ポリープと併せて、付近のリンパ節も除去したそうです)から。
きっちりがん細胞が発見されまして。
つまり。
「転移してる」ってな、状況だったんです。
で。
リンパに転移⇒即、抗がん剤投与による治療が必要。
ってな訳で。
「抗がん剤の投薬」
に、2週間に1度、通院してる、ってなわけなんです。
はい。
そういう、状況なんです。
でも、まぁ、ワタシメ本人。
ぼちぼち元気に日々過ごしてますので。
決してご心配なくで、お願いします。
抗がん剤の投与も、あと1回で終わり、に、なりましたし。
…まぁ、確かに。
「ワタシメ、病人だった。」
と、抗癌剤の投与とその直後は実感させられますが。
どこがどう、ってうまく説明できないけど。
投与が終わると、とにかく。
無理して頑張ったら起きていられるし、普通に生活できるけれど。
明らかに。
「眠っているほうが楽。」
という状況になります。
多分、起きて動いていたら。
体のどこかが重くて、思考回路が半分くらいしか働かないだろうな…
って感じ。
なので。
金曜日の夕方に抗がん剤の投与が終わると。
びっくりするほど、眠れます。
晩11時に眠って、朝9時に一瞬目覚めて、そのまま昼12時まで眠って、すこしご飯を食べて、また夕方まで眠って、お風呂に入って、そのまままた眠ってしまう…
2週間に一度、今。
そんな週末を過ごしてます。
今週末も、実に、そんな生活しておりまして。
今、目が覚めたところ状態です。
あぁ、結局もう4日もチェロ弾いてないし…。
今日は、朝「ドボコン」で一瞬起こされたのに…。
しかも演奏の主は、せんせいのお弟子さんwith関フィル…。
あ、ちなみにですね。
音の発信元はですね。
「ざ・しんふぉにーほーるあわー」←あえて平仮名表記…。
で、ございました。
年がら年中某AMラジオ局が朝から夕方まで流れてる我が家です。
(しかし、そんな番組で演奏流れるんだったら言ってよ!!と、叫びそうになりましたが、ってか、そもそも、ホールに聴きに行きたかったですけど…。)
と、余談はさておき。
という、感じです。
半年近く、抗がん剤と付き合ってきて。
果報は寝て待て、ではなくて。
異変は寝てやり過ごせ、って感じです。
それが、ワタシメが学んだ、病気との付き合い方です。
うまく、付き合うしか、ないんですよね、結局。
と、うまく、付き合えるようになった頃、無事、抗がん剤の投与も、おわりです。
いろんな意味で、本当に暑い夏でした…。
抗がん剤も終わりますし。
大好きな冬に向けて。
元気にならなければ、元気でいなければ、と思う、夏の終わりです。
| kiriko | kiriko雑記帳 | 23:22 | comments(1) | - |