2006.04.16 Sunday
さくらいろ、舞う頃に…
…何か最近、歌のタイトルみたいになってますね、タイトル。まぁ、良しとしてください。
さて、本日。一日家にこもってお勉強のはずが。
お昼間に少々お天気よかったので、駅前のスーパーへ買物に出かけました。
桜、まだ、結構咲いていて。
緑色の葉は、どの木も少ししか見られないくらい、でした。
花も咲く季節を間違えたかしら?って思うんだろうなぁ…って位。
寒かったですもんねぇ。
その少し冷たい風に吹かれて。
はなびらが、一片。
久々の日差しの中、舞っていました。
…そして、今日は思い出のお話にしようと決めました。
中学生のころのお話。
下校途中に、友人、いわく。
「桜の花びらが散る時に、空中でその花びらをつかまえることができたら、願いがかなうんだって!」
土曜日の昼下がり。
セーラー服を着た三人が、大きな桜の木の下で。
1時間くらい、夢中で宙を舞うはなびらを追いかけて。
結局、確かその時は、つかまえられなかったと、記憶しています。
あれから、この季節にいつもその話を思い出します。
あの時、私は、何を願っていたのだろう?
…そして、今の私は、何を願うだろう?
夢みたいに切なく花舞うまちで。
きらきらした遠い思い出と。
なんとなく、自分を見ていた、日曜日でした。
桜の花、一片に。
あなたは、何を、願いますか?
| kiriko | kiriko雑記帳 | 23:05 | comments(2) | trackbacks(0) |