2007.06.14 Thursday

ひとりと、ふたり。

…………うーん。

と、考えて、やっぱり書く!ことにしました。
(悩んだ理由は後述します。)

先に言います、本日は、チェロのお話です。


昨日、個人レッスンでした。
ワタシメの自宅にせんせいが、やってきてくださる日です。
で、昨日のレッスンで。
二重奏の宿題、全部おわっちゃったんですよねぇ…。

えーっと、二重奏のお話って、書いたっけ?

さかのぼること、去年の年末。
ワタシメが○歳になる前に。

「せんせいとチェロの二重奏してみたい」

…って、このブログに書いたんです
○歳になる記念演奏?!みたいな、のり、で。
何か記憶に残ること、チェロでしてみたいなぁ…って思って。

で、その日記を書いた後、しばらくして。
「せんせい、あのー二重奏、してみたいかも…」
と、ひとこと申し上げたら、即。
「じゃー、やってみましょうかー」
と、山のように二重奏の宿題、下さったんです。
例によって。
詳細な説明一切不要!…でした。
(実はせんせい、間違えなくブログを隅々まで読んでくださってる気がします。どんなに長い駄文の時でも、です。)

……ってか、ワタシメの勝手なお誕生日記念!だったので。
1曲、で、良かったんですけど??せんせい。
なんでなんで
「2曲プラス、曲集1冊!も、二重奏するんですかぁぁぁぁ!!」
と、心の中で叫んだのは、今年の初め。

で、そのお誕生日記念で頂いた二重奏の曲達が。
昨日のレッスンを持って、無事終わってしまったんです。

宿題、へったなぁ…と、ほっとしたのは、昨日のお話。

本日「宿題減った減った〜♪」
と、練習してたら。

……やっぱ、なんか、物足りない…。

と、正直、思ってしまったんだなぁ。
確かに、最初は、二重奏1曲だけでよかったのに…、って思ったし。
終わってみたら、二重奏がなくなって宿題がかなり減った♪と思ったのは事実なんですが。

うーん、やっぱり、二重奏って楽しかったよなぁ…。
しかも昨日、最後に弾いた二重奏ってのは、大っっっ嫌い!!な。モーツアルト、の、二重奏だったんですが。
嫌な、モーツアルトでも、せんせいとあわせるのは、すごく楽しい!!
です。
しかも、せんせいと、合わせて弾くのって。
前はそんなになーんにも思わなかったけど。
今は、すごく、贅沢な事のような気がします。
うまくは、言えないんですが。

以前は、ワタシメ一人で足りない所を、せんせいが補ってくださるために、二重奏の宿題してた、ってイメージだったけど。
今は、一緒に1つの音楽創ってる、って感じがします。
(ものすごい生意気な言い方してる失礼をお許しください。)
なので、ちゃんと、弾かなきゃ!!って思うし。
せんせいの音色に引きずり込まれて、優しい音に自分の音が変わっていくのが、すごい不思議な気持ちがして。
「なんか、すごいよなぁ…」って思ったのでした。

一人で弾く曲って、自分の好き勝手にただ練習してればいい訳で。

アンサンブルの曲は。
みんなの音を、とにかく思い出しながら、その中で、自分の役目って何?を考えて、練習して(る、つもり…)ます。
みんなでひとつの世界を作るわけだから、時として、自分の色を消したり、必要以上に強くだしたりっていう作業が、かなり必要とされます。
自分をコントロールする、という、難しい面白さがあります。

せんせいとの二重奏ってのは。
せんせいは、絶対に、ワタシメを翻弄するなんてことはなく。
逆に、ワタシメのチェロを一番わかってるのは、ワタシメ以上にせんせいなので。
何をどう弾いても、絶対に受け止めてくださる、という、安心感があります。
だから、アンサンブルのように、誰に合わせるのぉぉぉ!と、戸惑うことはなくって。
まず。自分が、この曲をどうしたいかってことに集中して弾く。
せんせいと、合わせる時は。
自分の描いた世界を崩さずに弾き始めるんだけれど。
でも、せんせいの暖かな音色が響きだしたとたん、自分も優しい音になりたい!って、自然に思えて。
どんどん、せんせいの音に引っ張られるみたいに、ワタシメの弾き方も勝手にいつもより、優しい音の出る弾き方に変わってしまってる気がします。
まさにせんせいの魔法の音色が、ワタシメにまで魔法かけてるみたい。
そして気づいたら、目の前にあるのは、一人では絶対に創れない世界で、それがどんどん広がっていく……
せんせいと、二重奏するっていうことは。
どう言葉で言い表したらいいのかなんて、実はわからない、感じ。
夢見てるんだか、魔法にかけられてるんだか…
うまくいえない、そんな感じです。

なので。
二重奏の宿題、終わってしまったことっていうのは。
難しい教則本と、バッハの無伴奏に、練習集中できる点では、良いんですが。

なんとなく、さびしいなぁ…と、思いまして。

で、実は、この日記書く前に。
必死でチェロ2本で弾ける二重奏曲って、一体どんな曲があるの??
って、色々ネットで探してみました、ワタシメ。

実は、二重奏の宿題がなくなるのはさびしいかも…って思ったのは。
今日が初めてではなくって。
4月くらいに、うーん終わるのはさびしい…と思った、ワタシメは。
せんせいに「もう、ちょっとしてみたいです、二重奏」って。
申し上げたんですよね、そしたら、せんせい。
「チェロ2本の二重奏曲って、あんまり、いいのん、ないんよ、なー」
って、確か、おっしゃられてたんです、その通りで。

…どんな曲があるのかすら、わからんかったです……(T_T)

でもでも。
やっぱり、もうちょっと難しい曲、二重奏してみたいなぁ…。
と、ここに書くと。
せんせい、また詳しい説明不要、ってか、説明の前に。
「これ、練習しといて、な♪」
って、二重奏の新しい譜面くださいそうなので…。

そうそう、それがあるから。
今日の日記、この内容にするかどうか、非常に悩んだんだよなぁ…。
と、言いつつ、書いてしまった、大ばか者なワタシメなのでした。

風邪引き(って、ワタシメ自分では認めてませんが…)は、朦朧としてて、変な事いっぱい考えて。
後で「後悔先に立たず」って思うようなこと平気で書いてしまえるから、いけませんね〜。
(って、大分風邪も治りましたが、笑)

 

Comment

わかる〜〜っ!!
人と合わせるその心地よさ。
それは、2人だったら2人の・・、多人数だったらまた違ったよさ。
楽器じゃなくても合唱なんかも・・・
いいですよねぇ〜〜。

私もヴァイオリンの先生が合わせてくれる時がたまにありますが、気持いいですよねぇ〜

あぁ〜ピアノの連弾なんかも好きだなぁ〜。
DVDで8台のピアノの演奏をみたけど、あれもすごかったぁ〜。

今日は私、明日仕事の変わりのお休みだったのでが、
チョット前に買ってた”淀工吹奏楽日記”っていうDVDを1日かけてみてました。
この吹奏楽も本当に素晴らしくて・・・
高校生になって初めて、楽器持った子も沢山いるに、
だんだん人と合わせて音楽を作っていく魅力に、みんなとりつかれていくんですよねぇ〜。

見てたら高校生って、本当に練習する時間もたっぷりあるんですよねぇ〜
あ〜〜!!4時ぐらいから放課後練習なんてはじまって・・・
遅いときは11時近くまで、
で、朝練もあって(自主だけど・・・)

あ〜〜あんなに時間があってうらやましぃ〜〜!!
って思ってしまった。

私にも時間がたっぷりある高校生のときはあったはずなのに・・・ね。


と。前からいる人みたいに書いてしまいましが・・・

私は、kirikoさんが行ってる岸和田アンサンブルに新しく入った、ヴァイオリンの人です。
 ずーずーしくかきこしてしまいましたぁ〜〜。
 ヨロシク<(_ _*)X(*_ _)>ヨロシク
naoko | 2007/06/15 10:41 PM
naoko さん 様

こんばんは〜♪いらっしゃいませ☆
コメント、大歓迎ですよ!!
いつも読んでくださって、ありがとうございますっ♪

ってか、前からいる人みたい、で、オッケーですよ、本当に。
なんかなおさんとは、ずっと前から一緒にアンサンブルしてるみたいな気分のワタシメですので。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたしますm(_ _)m

そうそう、みんなで弾くのはとても、楽しいです。
ワタシメの最終目標もオーケストラ!ですが。
なかなか、問屋が卸さない…。(ってか、一番オーケストラ却下してるのは何気にせんせいかも??…いえいえ、全てはワタシメの実力と努力と度胸の不足のせい、なんですけどね…笑。)

もとは、ブラスバンドアレルギー(笑)でチェロ弾きになったワタシメですが。
ワタシメも、おととしかな?某テレビ番組で放送されてた、淀工吹奏楽部の追いかけ?の番組、ついつい、夢中で見てました。
高校辞めよう、って思ったフルート吹きの男の子が。
「丸谷先生に『お前は逃げるんか』って言われて、もう一度フルートに向き合ったんです」、って、ちょっぴりてれながら、フルート片手に持って、言ってた場面が、とても印象に残ってます。
その目はしっかりと前を見つめてて、すごく澄んでいて…素敵だなぁって、そう思ったのを覚えてます。
あ、話それましたね。

大人になってからのチェロ弾きなワタシメは。
まず、一人ぼっちで弾くことから、始まって。
1年半くらいしてから、地元の市の講座で、アンサンブル教室受講者募集!ってのがあって、周りが(もちろんせんせいも、です)止めるの聞かず、超初心者のくせに、飛び込んで。
そこで、みんなであわせることを、知り。
そのうち、初めてせんせいの教室の発表会に参加して。
「みんなで大合奏!」してみて。
大勢で弾くことって、こんなに楽しいんだ…って、感動して。
ってか、指揮者が違ったら、同じアンサンブルでも、こんなに違うんだ…、ってすごく思って。
せんせいの指揮で、もう一回アンサンブルしたいなぁ…って、なんとなく、思ってるところに
「これ、な、も、ちょっとな、近かったら、いいんやけど、な」
……って、言いながら、せんせいが。
「岸和田でアンサンブル教室始めます」
って、お知らせの紙、くださったのでした。
岸和田ってどこ??な、ワタシメは、二つ返事で。
「せんせい、無理です。遠すぎます。」
って、実は、即お断り、したんです。

でも、それからしばらくして。ふと。
「岸和田って、そもそも、どうやって行くの?」
と、思ったんです。
で、断った後、しばらくたってから、せんせいに、質問しました。
「せんせい、岸和田って、ここからどれくらいでいけるんですか?どうやって、行けばいいんですか?」
と、うかがうと。
「そやなー、ここからJRで行くんなら、新今宮まで行って、そこで南海電車に乗り換えて、ですねー。南海で新今宮から岸和田まで、30分くらいですねー」
「ってか、新今宮って、どこですか?」
「環状線で、天王寺の一つ前の駅、大阪から、20分くらい、よ」
「って、ことは、家から大阪まで30分、大阪から新今宮まで、20分、新今宮から岸和田まで30分…1時間半で、行けるんですよね」
「そやなぁ、1時間半って、ところ、ですねー」
「じや、せんせい、私岸和田行きますっ!!」

…ってやり取りがあって、今に至ります。
岸和田のアンサンブルは、最初は今ほど楽しみってわけでもなくて。
ちょっぴり、楽しみ、って程度。
普通に、アンサンブル教室に通ってます、って感じでした。
今ほどみんなとも仲良くもなかったし。
でも、しばらくしてyukさんが仲間入りされて。
せんせいも、次から次へと、いっぱい宿題下さるようになって。
気づいたら、月二回の日曜日だけを楽しみに、日々生活してるようになりました。

そこに、なおさんが加わられて。
この先、挑戦していける曲も、かなり増えるみたいで。
ますます楽しみ♪な、ワタシメなのです。

と、みんなで弾くのは、本当に、楽しいです。
自分では出来ない音楽が、目の前に広がっていくのが。
なんともいえない、ですね。

ありゃ、なんの話してるんだろう…。

そうそう、せんせいとの二重奏の話でしたね、そもそもは。
せんせいのチェロって、アンサンブルの時はめったにその音色、聴くことできませんが。
(アンサンブルの時は、せんせい、指揮に徹されてますので…チェロ、弾かないです。)
せんせいのチェロは、本当に、魔法の音がします。
多分せんせいは、魔法の使えるチェロ弾きです。
すごい温かい音色を生み出すところも。
人の気持ちを、解いてしまうところも。
せんせいの魔法って思ってしまいます。
なんか、匠の技とか、名演奏家とか言う言葉では、なんかしっくり来ないんです。
一番近いのが「魔法」って言葉だと、勝手にワタシメ思ってるんです。なんか、せんせいの心のこもった音色は、うまいとかすごいって言葉だけでは、表現できなくて…。

なので、せんせいとあわせるのも、とても素敵です。
ってか、ワタシメにはもったいない、贅沢なんです。
いつか、なおさんにもせんせいのチェロ、聴いてもらいたいな…って思うくらいなんですよ♪
(また、そういう機会を作れるよう、何か作戦ねってみます、笑。)

そうそう、なおさんにはヴァイオリンの先生もいらっしゃいますが、一番近くにkimunonさんがいらっしゃるじゃないですか〜。
夫婦でアンサンブル、出来ますよ〜♪
ヴァイオリンとチェロの二重奏なら、いくらでも譜面あるじゃないですか…うらやましいです。
ワタシメも、楽器弾けるだんなさん、探さなきゃ…。
できれば、チェロ弾き?うーん同じ楽器じゃつまらないか、でもやっぱり弦楽器弾きさんが、いいかなぁ…。
どこかに、楽器弾ける素敵な人、居ないですかねぇ…。
(って、いつまで言ってるんだろう、ワタシメその台詞…)

あらま、今日もコメントなのに長くなってしまいました。

ではでは、また明日(あ、もう今日ですね、笑)岸和田でお会いしましょう♪

コメント、ありがとうございました!!
kiriko | 2007/06/17 3:45 AM

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