2007.10.23 Tuesday

おもいでカノン。

日曜日のおはなし。

例によってせんせいが。
岸和田のアンサンブルレッスン、終わりになってから。
「実は、次に練習する曲、もう、考えてるんよー♪」
と、とっても楽しげにおっしゃられまして。

あーぁ、またせんせいのオニが始まったよぉ(T_T)
…と心の中でつぶやくワタシメ…。

そのワタシメをよそに、となりでヴァイオリンなおさん。
「え?次は何をするんですかぁ〜?」
と、明るく質問。

「じゃ、渡そっかー、まだちょっと未完成なんやけどなー」
と、言いつつ、せんせい、譜面配り始めました。

隣でなおさんが。
「私、この曲好きなんですよぉ♪」
…と、おっしゃられるので。

なんですのん?
と、見てみますと。

パッフェルベルのカノン、でした。

チェロ弾きにとってこの曲、複雑なんですよ、実は。
とんでもなく手抜きできるんです。
余裕で他のみんなの掛け合いを、自分も一応演奏してるのに、ひたすら悠長に聴いていられるという、大変ありがたい曲なんです。
っていうのも。
曲の始めから、終わりまで。たった2小節間を延々と弾くだけ、です。

♪れーらーしーふぁーそーれーそーらー♪

1曲を通して、弾くのは、たったその8つの音だけ!!
(しかもとても簡単に弾ける音だったりします。)
ただただ、同じことを、ひたすら繰り返すのみ!!
…なんですが。
気をぬいてたら、みんな演奏終わってるのに、自分だけまだ続けて弾いてる、みたいな。
とんでもない落とし穴つきで、油断大敵。
しかも強弱がどこにつくかとかも、さっぱりわからなくなって。
迷子になること、しきりだったり。
みんなの音色聴いてるうちに、気づいたらワタシメが一人でスピード上げてて迷惑かけたりも、します。

…という曲です。

なんで、そんなこと書けるのか?って。

ワタシメにとって、そんな思い出が、既にある曲なんです。
つまり「アンサンブルしたことがある曲」です。

もう2年前になっちゃうんですね。
2年前に解散してしまった、地元のアンサンブル教室のみんなで。
最後に演奏したのが、このパッフェルベルのカノンです。

そこは、フルートさん2人とヴァイオリンさん1人ヴィオラさん1人とワタシメチェロ1人の、5人の編成だったので。
否応なしに、ワタシメ、ひたすら曲の最初から最後まで
♪れーらーしーふぁー そーれーそーらー♪
を弾いてたんです。

みんな大変そうやねーなんて、思いながら。
みんなのハーモニーを聴いてるだけでいい、という、とてもありがたい曲でした。

それを、今度は岸和田のみんなで弾くのか…。
でも、ワタシメチェロ弾きだしね〜。
地元で弾いた時と、そう大差はあるまい、と、自分の譜面みたら。

「あじゃっ??」

…なんですのん、この16分音符の連続は??

どぉ考えても。
地元でアンサンブルした時に、ヴィオラさんとヴァイオリンさんが何度もやり直し!!って言われてた場所、の、ヴィオラパートの譜面と同じ音の羅列がありますが?

「そりゃぁなぁ、原曲は、ひたすらおんなじこと、繰り返してる、か、知らんけど、そんなことは、させません、よー。」

と、きっぱりあっさり、せんせい。

「せんせいの、おにぃぃぃぃ(T_T)。」
と、心の中で思いつつ、帰宅したのでありました。

で、本日。
「弾けません」は、あっさり却下されることはわかってるので。
「練習あるのみ!」っておっしゃるせんせいの顔がくっきり浮かぶので。
何より一番思ったのは。
「弾けない(T_T)」って泣きたい自分が、自分で許せない!ので。
(うーん、負けるもんか!!根性作動中らしいです。)
弾いてみました。

あの時のヴィオラさんの苦労が、痛いほどよくわかりました…。

人ごとのように、聴いていられるときはとても幸せな曲なんですけど…。

地元のアンサンブルのみんなで弾いたのとは、多分、全く違う「カノン」になると思うんですが。
(そうだなぁ、きっと明るく元気のよいカノンになりそうです、笑。)

とにかく、色んな思い出がある、ワタシメにとっては、ちょっぴり大切な曲、なので。
それを、大好きな岸和田のみんなとも、弾けるってのは。
やっぱり、何やかんや言いながらでも、嬉しいこと、ですので。
ちゃんと練習していかねば、です。

と、同時に、そのうち、忘年会のお知らせが届くだろう、の。
地元のアンサンブルのみんなに、また会いたくなりました。
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